野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

修行その壱

朝8時ごろに起きて朝食。さてこれから広島まで移動なんである。だけどせっかく萩に泊ったのにどこにも行かないというのもいかがなものか。ということで、松陰神社へ行ってみた。

いや立派な神社である。すでに観光客がちらほら。熱心に解説するガイドのおじいちゃん(地元のボランティアかな?)や、タクシー運転手のおっちゃん。松陰先生がここ萩ではとても尊敬され、神格化されている(なんてったって神社だからな)というのがよくわかる。
さて萩はこれくらいにして、山陽自動車道で宮島へ移動だ。宮島には山陽自動車道の大野ICが近いのだが、手前の岩国で降りてちょっと寄り道。

錦帯橋を眺めてきた。なんでこんな橋をわざわざ作ったんでしょうな。それにしてもいよいよ陽射しがキツくなってきた。
さらに走って、昼過ぎに宮島口のフェリー乗り場に着いた。駐車場に車を入れて、フェリーにのり宮島へ。

フェリーから厳島神社が見える。
着いたらとりあえず昼飯。あなご丼と焼がき!これはやはりビールが無いと。とはいうものの車だし。そんなあなたにノンアルコールビール。今回初めて飲んでみました。うん、結構イケます。ビールだと思わなければ。こういうとき、別に本物のビールでなくても良いんだよ、多分。だけどコーラとかそういう甘いやつは違うでしょ、ってときにこんな炭酸があるとうれしい。日本の飲食店も、アクア・ミネラーレ・ガッサータを普通に置いたら結構売れるんでないかな。知らんけど。
さて、まずは厳島神社に行ってみる。

そこらじゅう鹿だらけ。しかしさすがの神獣も、この暑さにダレまくり。ダレジカ。
さらに、本日のメインイベントということで弥山に上がる。対岸から見ると、とてつもなく峻険な山であることがわかる。そんな山を歩いて上がるわけが無く、ロープウェイを利用。ただ、そのロープウェイ乗り場までが意外と遠い。ぶーぶー文句たれながら「もみじ谷」を通過。大変に景色の美しいところで、紅葉の季節にはそれはもう素晴らしかろうと想像される。

ロープウェイは、途中で1回乗り換えて、所要時間は約20分ぐらいか。上のロープウェイ駅から山頂まで、歩いて約30分である。「歩いて」って、他に手段があるわけじゃないけど。一応、「登山」ではなく「散策」という感じで山頂まで行けるようになってはいるけど、とにかく日中の最も暑い時間帯なわけで、そりゃもう全身汗でずくずくになりながら歩く。

野生のサルを発見。
もうアカン、といいながらもなんとか山頂に到着。風が通って涼しい。陽射しはとてつもなく暑いけど。瀬戸内海が一望でき、大変に眺望がよろしい。

んで上で一休みしたら、降りる。降りるのがこれまた結構キツい。脚に来る。下まで降りたら、もう脚がくがくになってしまった。フェリー乗り場でアイスクリームなぞ食べながら一服。もう夕方だ。さて、今度は琴平へ移動だ。
これはかなりキツかった。再び廿日市ICから山陽自動車道に乗り、さらに倉敷JCTから瀬戸内中央自動車道経由で高松自動車道の善通寺ICまで。初めて走る道って、かなりストレスかかるな、と痛感した。
さて予定では琴平泊である。宿を予約したときはチェックイン予定時刻を19時にしていたが、そんな時間に着けるはずがなく、高速に乗った時に「もっと遅くなります」と連絡を入れた。琴平に着いたのは21時過ぎ。宿の周辺には飲食店はない。本当はあるのかも知れないけど、もう閉まっている。こいつあ参った、と宿のおじさんに訊いて近所のほか弁とコンビニで食料を調達してきて部屋で食べた。いやー疲れたぜ。(続く)