野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

でどのへんが上海なのかね

先日、MacBookのOSをTigerからSnow Leopardにアップグレードした。あれこれちょっとしたところで便利になったのは良いが、どうにも動作が鈍重で、だんだんと耐えられないほどになってきた。
なぜかMacは伝統的に標準で搭載されているメモリの容量が小さい。それでも最近はずいぶんとマシになってきていて、いま使っているMacBookも、Tigerならそんなに苦にはならない。これがVMWareでもつかったらまた大変なのだろうけど。
それでも2007年式でIntel Core2 Duo 2.16GHzのプロセッサにメモリ1GBだと、Snow Leopardはさすがにちょっと荷が重いようだ。
こういうときはやはりメモリ増設だろう、といろいろ調べてみたところ、楽天の「上海問屋」なるショップで4GB(2GB×2)がけっこう安く(6,000円以下)で売られていたので、こいつを買ってみることにした。


なんかちょっと怪しげな感じはするが、まあ最近のメモリはそんな昔みたいにやれ相性がどうのこうのなんてことはなかろう、ということで。
んで一昨日注文したら、もう今日届いていた。晩飯食べて落ち着いてから、さっそく交換してみた。
思っていたより簡単だった。作業時間は5分もかかってないんじゃなかろうか。
ちなみにこのMacBookのメモリスロットは2個あって、もともと512MB×2で1GBになっていた。これらを両方はずしてそれぞれ2GBに差し替えるわけだ。
そうすると4GBになるはずだが、なんとこのMacBook、認識できるメモリの上限が3GBとなっている。なんでやねん。
それなら1GBと2GBのメモリを1個ずつ装着すれば良いようなものだが、2つのスロットには同じサイズのメモリを入れないとパフォーマンスが落ちる、ときたもんだ。
しかたがない、どうも1GBが無駄になるのが気に入らんが2GB×2を装着して、合計3GBのメモリが使えるようにした。
なるほど、これは快適だ。ぜんぜん動作が違うやおまへんか。ここまで露骨に変わるものなのか。
日本語入力の変換候補を出すのに5秒も待つ必要がない。Safariのタブを切り替えるのに何十秒も我慢しなくても良い。SafariからiTunesに切り替えるたびに悠久の時の流れに身をまかせることもなくなった。
いやはや大したものだ。