そういえば河北新報という名前は、よく聞いたな。となんとなく思いながら。
この「河北新報のいちばん長い日」の広告をよく見かけたせいかもしれない。
- 作者: 河北新報社
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/10/27
- メディア: 単行本
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普段何かと批判・非難を浴びることの多い「新聞」だけども、例えば東日本大震災のような、いざという時にはとても強力で重要なメディアになるのだな。特にこの河北新報のような地方紙は。そもそも、新聞が毎日きちんと各戸に届けられるというのは、ふだん当たり前に思っていることだが、それを震災や津波のような極限状況においてもやってしまおうという、新聞を作る側はもちろん販売店のみなさんのその熱意だか根性だか心意気だかには、もう感心するやら呆れるやら。記者の、どんなに危険なところだろうが、取材はとにかく現場に行ってナンボ、というもうほとんど本能に近いものについても驚き。
みなさんプロフェッショナルです。恐れ入りました。