野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

Hear my train a comin'

火曜日ぐらいからずっと、どうもお腹の具合がよろしくない。ありていに申し上げれば、ずっと下痢ピーである。1〜2時間おきに、トイレに通い詰めだ。いやどうも、尾籠な話で恐縮である。本当に。それにしても、もしこの世にウォッシュレット(は、登録商標だろうから、シャワートイレ、とでも呼ぶべきか?しかしこの呼称も、「レンズ付きフィルム」なみの味気無さだな)が無かったならば、今ごろ痔主になってしまっていたことだろう。いや実はすでにけっこう痛くて、少なからぬ不安を覚えているのだけど。
原因はやはりアレか、トリッパのオーヴァドウスか。ホンマか?そんな話聞いたことないぞ。
さて。
昨年末に買った、ポリーニ、それから今月買ったばかりのルービンシュタインの、ショパン・コレクション。色々と聴き比べなどしてみている。両者でカブっているのは、夜想曲ポロネーズ、バラード、スケルツォ、ピアノソナタ、といったあたりか。夜想曲あたりは、ポリーニも悪くないけど、やっぱりルービンシュタインのしみじみとリリカルな感じが良い。一方で、スケルツォとかポロネーズは、ルービンシュタインはなんだかちょっとキレが悪いというかもたつき感があるけど、ポリーニはほど良いテンションの高さがエキサイティングで、こっちの方が好き。ルービンシュタインはポーランド人なのに、ポロネーズもうちょっとがんばってよ、と思ったりもするのだけど。音はポリーニの方が派手で、キラキラした感じがする。妻の説によれば、「高音のバランスが強いんちゃうか」と。なるほど、確かにポリーニはやたらと手がでかいらしい。何でも指を広げた時に親指から小指まで26cmだとか。だいたい1オクターブ半。だから小指で弾く高音も、しっかりクリアに音が出せるのね。しかし26cmて。ジミヘンといったいどちらがデカいのだろう。

Jimi Hendrix-Hear My Train A Comin'(acoustic)