NHKのEテレでやってる「スーパープレゼンテーション」、6月24日放送分は坂本教授が出るってんで録画しといたのをやっと見た。お題は"The thrilling potential of SixthSense technology"(“第六感”テクノロジーの素晴らしい可能性)。http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/130624.html
プラナフ・ミストリーというインド人のプレゼン。Sixth Senseと言ったって別にスピリチュアル系の話では全然ない。思いっきりテクノロジー寄りの話だが、いやもう度肝を抜かれましたねあたしは。ユーザインタフェイスの革命ですよこれは。
いやこんなんけっこう昔からあるやろ、とか言う人もいるかもしれない。そういやiPhone 5が出る前に、こんなインタフェイスになるよ、ていう噂の動画がYouTubeに流れてて、確かにあれにけっこう似てるけどね。超小型プロジェクターで投影する画像と、ジェスチャー入力っていう部分では同じかもしれない。けどなんだかやたら衝撃的だったなー。特にあの、壁(だったかな?)に投影したデータを指でつまんでデスクトップPCに移すところ。会場もそこで拍手喝采だった。わたくしも思わずリビングでスタンディングオベーションですよ。いやー参りました。
仕事柄、インド英語を聞く機会がわりとある。わたくしの経験上、たとえばこちらが何か質問したとき、インド人はそれに対してストレートでシンプルな答えはなかなかくれなくて、放っとくと言い訳だかなんだかよくわからん話を延々と続けている(これはわたくしの偏見ですよええわかってます)。なので、インド英語を聴いているとなんだかイライラしてくるのですよあたしは。でもあのプレゼンは素晴らしかった。これから世界を征服するのはインド人かもしれんなあ。
それにしてもプレゼン映像の最後の方で一瞬出てきたサッポロ一番の塩らーめん、あれは一体何だったんだろう?