大人気の「永遠の0」を読んで、おおこりゃ面白いわい、と思っていたのだが、特攻隊を美化してんじゃねぇぞこのハゲ、という意見も一部にはある。著者について、元「探偵!ナイトスクープ」の放送作家という以外に何の予備知識も無く、そんな状態でニュートラルに読む限りは、どうしてもそのようには読めなかったのだが。その後の一連のNHK絡みの報道とか、その他諸々の百田氏の言動を見聞きするにつけ、どうにもげんなり、という感じだ。
さてそんなバイアスをかけた状態で、あえて「モンスター」を読む。
- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
と言いながらも一気に読みましたけどね。
なんというか、男ってものの愚劣さを突きつけられた感じで、ひりひりしますわ。
やだねほんとに。