松本清張といえば超有名な作家だが、じつは彼の小説はまったく読んだことが無かった。「点と線」も「砂の器」も「ゼロの焦点」も。
そういや最近「ゼロの焦点」の映画がリメイクされてたな、と思ってこの原作を読んでみた。
- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/02/23
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いや、なかなか面白いのだけど。ところどころ、ちょっと無理があるかな、とも。宗太郎さんが青酸入りウイスキーで毒殺されて間もないのに、貰い物のウイスキーを飲むなんて、あまりにも無防備過ぎやしないか本多君。
これこそ社会派ミステリーってやつですかね。まあ、他にも何冊か読んでみても良いかな、とは思う。