ドイツ製コメディ侮りがたし

先日、「ソウル・キッチン」なる映画を観た。
なぜだか知らないけど、WOWOWでやっていたのがHDDに録画されていて、すでに観た妻が強力にオススメしていたので。

ソウル・キッチン [DVD]

ショボいレストランをやっているジノスが、ギリシャ製のクソ重い食洗機を動かそうとしてぎっくり腰になり、そこから後は税金の取り立てにあうわ衛生局から目を付けられるわ彼女には逃げられるわでもう大変。刑務所から仮釈放中の兄をオーナーにしたら、この兄がまたバクチで大負けして借金のカタに店を取られるし。
かと思っていると、結局はなんだかんだであれこれうまいこといって、最後はめでたしめでたし、みたいな。んなアホなことあるかいな、てな話ばっかり。しかし御都合主義もここまで徹底すると、それは見事としか言いようがない。なんだかんだでかなり面白かった。あと、使ってる音楽もけっこうカッコよかったのよな。
それにしても、何でこの映画を録画しようと思ったのだろう。まったく心当たりが無いのだけど、大当たりだったからよしとしよう。