野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

チョムチョムってなんか美味そうじゃないか

成田からシアトルへのフライトでは、できるだけ時差ぼけを避けるために、機内が暗くなったら寝るようにしている。だから映画を観てない。起きている間は何か本を読んでいることが多い。普通の本に飽きたら、Kindleで「あしたのジョー」を読む。そんな感じで、今回は14巻から16巻まで。

13巻の終わりでカーロス・リベラをダウンさせたロープ際でのアッパーの解説から。カーロスってあれでパンチドランカーになってしまうのな。で、金竜飛戦なんかもありながら、いよいよホセ・メンドーサが登場だ。いよいよ終わりに近づいてきたわけだな。
金竜飛戦ではジョーがずいぶん減量に苦しんでいる。カラダがデカくなった、って育ち盛りなんだよジョーは。考えてみたら、実はジョーってまだ十代?そうでないにしても、二十歳を少し超えたぐらいか。若いなあ。
ほんの瞬間にせよまぶしいほど真っ赤に燃え上がるんだ
そして後には真っ白な灰だけが残る…
燃えかすなんか残りやしない…
真っ白な灰だけだ
このセリフは14巻に出てくる。なるほど、これがあの有名なラストシーンの伏線になっているわけですな。そして乾物屋の紀ちゃんはここで、ジョーの拳闘バカぶりにほとほと愛想を尽かしてしまう、と。
いよいよ残り4巻。レドモンド滞在中と、帰国時のフライトぐらいで読み終わるぐらいかと予想している。
さて、次の漫画クラシックは、何を読もう?