野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

4年ぶりの上海

本日より上海に出張なのだ。Amazonで注文したMightySIM、ちょっと心配していたのだけど昨日届いて、なんとか間に合った。間に合ったが、事前に料金をチャージしておくのを忘れていた。搭乗直前、というか搭乗しながらあわててチャージした。搭乗して席に着いてから、まだカード番号を 入力しているという体たらくだ。そんなギリギリな感じだったが、上海到着後にSIMを挿し替えてみたところ、しっかり現地キャリアの電波を掴んでおり、ちゃんと通信もできていて大変結構。一方でホテルのWiFiが激遅で、使い物にならない。3Gのほうがよっぽど速い。まったく困ったもんだ。
さて問題は今夜の晩メシだ。せっかく上海に来ているのだから、ナイスな中華というか飲茶的なものが食べたいな、というので調べてみたところ、小籠包の美味い大衆的な店が何軒かあるようだ。でホテルに最も近いところ(2km少々)へ歩いて行ったのだが、Googleマップに示されているあたりにそれらしき店は見当たらない。ひょっとして工事中になってる一角がそうじゃないのかという気がするが…
さて目指していた店はなかったがどこかでメシは食わねばならない。もと来た道を歩いて戻りながら、飲食店がたくさん入ったビルを見つけたので入ってみる。しかし最初に店を探すためにウロウロしていたのが災いしてすでに午後9時半。ほとんどの店がもう閉まっている(ないしは閉めようとしている)ではないですか…
何軒かに入ろうとしてみたもののどこも断られ、しょんぼりしながらホテルにに戻る。で結局、ホテルのごく近くにある小さな店に入ってみた。よくわからんが、麺とチャーハン的なものが食べられるらしい。先にレジでお代を払ってからテーブルに着き、ブツが運ばれてくるのを待つ、というシステムなのだが、壁に貼ってあるメニューがまず読めない。そして、いったいどんな料理なのかも微妙にわからない(もちろん麺かチャーハンか、とか、牛肉なのか鶏肉なのか、辛いのか酸っぱいのか、ぐらいはわかるけど)。でとにかくメニューの左上、要するに一番最初に書かれているものをひたすら指差し、これちょうだい、と訴える。で、出てきたのがこれ。
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米の麺らしい。ビーフンより太めだ。フォーのほうが近いかな。具はレタス、牛肉、ピーナツ、謎の野菜。麺がゆるゆるなので、麺にコシを求める人にとってはまずありえないメニューだろう。八角もしっかり効いていて、苦手な人にはちょっと無理な感じかもしれない。でもわたくしの好みには合っている。
というわけで、小籠包が食べられなかったのは残念だが、麺は食べられたのでまあ良しとしよう。