「ボーン・アイデンティティ」、「ボーン・スプレマシー」ときて、まだやるつもりか、という感じの「ボーン・アルティメイタム」。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: Blu-ray
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まあ相変わらずの派手なアクション満載なわけだが、前作以上に頭脳戦というかCIAの手の内を読み、それを出し抜いていくというパターンのウェイトが増えており、その辺りかなり痛快だ。
それにしてもCIAって何でも知ってるな。手あたり次第に電話での会話から要注意キーワードを拾い出してきて、それを口にした人物の個人情報から何からあっという間に抜き出してきて適当な理由をつけて逮捕する、なんてこれ、まあ映画の話だから… 本当に映画だけの話なんだろうか?
日本では某政党が、ブログやTwitterの書き込みをチェックし、某政党に批判的な書き込みを見つけたら即座に削除させたり反論を書き込んで炎上させたり、なんていう作業を業者に委託してたりするらしいから、それをもっと洗練させた形でCIAがやってたりしても、そんなに不思議ではないな。
それにしてもこの映画、あのオチで良いのか本当に。というか実際にはまだ続編があるようだが、ジェイソン・ボーンが出てくるのは本作で最後のようだし。それでいいのかジェイソン。けどまあまた彼を主役にしたくなったらいつでもできるようにはなってると思うけど。「ジェイソンは生きていた」ってやつさ。