先日の高津宮とんど祭りの落語会でもらった「よせぴっ」を見ていると、大丸心斎橋劇場で桂吉弥さんの独演会があり、歌之助さんも出るというのを発見した。しかも吉弥さんは「茶の湯」、歌之助さんは「佐々木裁き」をやるというじゃないか。これは行かねばなりますまい。
ということで妻に電話で予約を取ってもらったのだが、なんと最後の2枚だったとか。危ないところだった。
セットリストは、
てな内容で。
いやもうやっぱり、「茶の湯」オモロいですわ。この噺めっちゃ好き。特に、あの茶碗をぐりんぐりん回すところとか。そして久しぶりに聴く歌之助さんの「佐々木裁き」も楽しい。「ワンダフル」は「一昨日の午後10時ごろにできたばかり」という新ネタで、演じるのもまだ2回目だとか。うーん、わたくし個人的には吉弥さんは古典の方が圧倒的に面白いと思うなあ。
でわたくし「ちりとてちん」も「わろてんか」も観てないのだけど、結構「崇徳院」が出てきますのね。知らんかった。で今回初めて「崇徳院」も聴くような次第でございまして。これもオモロいなあ。これぞ古典落語、ちゅう感じがしますわなあ。
と、落語を満喫した後、さてどこぞで晩ゴハンでも食べて帰ろか、てことになったがどうも心斎橋界隈はあまりよく知らない。で結局はウラなんばあたりまで歩いてきて、かねてから懸案のアンケラソに行ってみたわけだ。
いやーこの店もよろしいな。ホルモン焼き立ち飲み屋、てなところか。一品のポーション控えめのホルモン焼きが、かなり美味い。特に、アブラミ。
何気にチャプチェも美味かったな。生ビール1杯と焼酎2杯であれこれ食べて、結構お腹いっぱい。他にも食べてみたいものはあれこれあったのだけど…
てな感じで、それこそ「今時分までどこのたくり歩いてけつかんねん」と相成りました。