野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

最近あの界隈はハズレが多いんだよ

本日は老父を病院へ連れて行かねばならない。ということで日帰りで帰省してきた。まあ高速バスなら楽勝ですわな。梅田発9:10のバスに乗れば発昼過ぎに鳥取駅に着く。レンタカーをピックアップして、途中イオンのフードコートで昼メシにうどんを食べ、実家には12時40分に到着。13時過ぎに父親を車に乗せて実家を出て病院へ。受付をして採血をして待つこと1時間半。診察が終わって会計を済ませたのが16時前だったか。そのまま父親を家に送り届け、ほなさいなら、と別れてからレンタカーを返却し、全ての用事が終わってあとはバスに乗るだけ、という状態になったのが16時半すぎ。バスはいつもの18:10発だ。というわけでここでバスの時間まで軽く一杯やるのがこの弾丸帰省の楽しみなのだが、いつもの村尾に入ろうとしたら、まだ準備中です、と。何ですと?じゃいったい何時に開くんだと聞けば、17時を回りますときたもんだ。何でやねんなアンタんとこ16時開店ちゃうんかと思ったが、まあそれは言っても詮無いこと。駅前のあたりをうろついてみるが、他に開いている店は無い。まあ確かにこんな時間、カタギの人はまだ飲んでないわな… と思いつつ、駅ビルに入っている魚鮮水産という店が、さっきまで「準備中」だったのがたった今開店したようだ。よし、じゃここで勝負だ、と入ってみた。店の作りは、いかにもチェーンの居酒屋、というたたずまい。わたくし一人であるがカウンター席は無いようで、4人がけのテーブル席に案内された。
生ビールを注文し、アンティパストには焼きそら豆とアジフライ。プリモピアットはかにみそ和えで、日置桜の純米、小徳利にて。といっても冷酒だけど。

こんなのを猪口でやってもなあ。と思いつつセコンドピアットは子持ちししゃも。いずれも決して不味くはない、のだが、何だかどうも気分が上がらない。村尾だったら炙りしめ鯖にコップで冷酒、なんてのでかなり幸せになれるのだけど。よくわらんが、どうもこの店内のBGMが悪いな。ほら、スーパーなんかでよくかかってる、MIDI音源だけで作ったみたいなインストよ。流行りの歌からボーカルだけ抜いたやつ。あれにどうもイライラさせられて、せっかくの日置桜純米があまり美味く感じられない。だからあまり酒が進まず、ししゃもを食べ終わってもまだ残っている。しゃーないな、てんでなめろうを追加で注文。

こいつを食べ終わって、まあこの辺でもうええか、と勘定して出たが、お値段もなんだか随分と割高な感じ。
うーむ、やっぱり店が開くまで待ってでも村尾に行くべきだったかな。しっかりしてくれよ村尾さん、この辺じゃアンタだけが頼りなんだからさ。
あの周辺、もうちょっと開拓しとかなあかんなあ…