最近はやたらとブライアン・フェリーとダイアー・ストレイツばかり聴きまくっていて、たまにはちょっとぐらい違ったものも、というわけでもないのだけど、アラン・パーソンズ・プロジェクトなんかどうですか。いや、どうですかって誰に言うとんねん、てなもんだが、まあとにかく。アラン・パーソンズといえばまずこれですかね、"Eye In The Sky"。
大学生のある時期に、やたらプログレばかり聴いていたことがある。ピンクフロイドにジェネシスにキングクリムゾン、そしてアラン・パーソンズ・プロジェクト。と言ってもピンクフロイド以外はそんなにいろんなアルバムを聴いたわけではない。アラン・パーソンズは"The Turn Of A Friendly Card"。なんで"Eye In The Sky"を聴かなかったんだろう?でもこのタイトル曲はやたら耳馴染みがあるなあ。そりゃまあ有名な曲だから、あちこちで聴いたってのはあるんだろうけど、それにしても。あらためて聴いてみると、このアルバムは昔聴き倒した"The Turn Of A Friendly Card"の雰囲気とよく似ている。"You're Gonna Get Your Fingers Burned"だけが妙に陽気なアメリカンロックみたいなのに戸惑うけど。全体にヨーロピアンなテイストにエレクトロニクスのフレイバーやや強め、というのがわたくし好みでございますね。