10日間の出張もやっと終わり。あとは帰るだけ。いや、家に帰るまでが出張だけども。
そういえばホテルの朝食ブッフェに、以前は無かったはずのライスとミソスープがあることに気づいた。手を出すだけの勇気はなかったけども。実はブダペストのホテルにもあった。こちらもスルー。コンサバな男なんですわたくしは。
今回初めてシアトルー関空の直行便に乗る。席はすでに予約時に通路側を確保しているのだが、前日にオンラインチェックインした時に「Comfort+にアップグレードしちゃいなよ」などと小賢しいことを言ってきた。広めのレッグスペースでリクライニングの角度も大きめなんだぜ、と。んなもん、所詮はデルタだし… と思いつつもシートマップを見ると、エコノミーの一番前(非常口のすぐ後ろ)の席に空きがある。お、これなら良いかも。7404円かー。でも一発行っとくか、てなわけで。
一番前の席は、左の通路側と右の窓側にそれぞれ一つずつ空きがあった。うーむどっちにしよう、と思ったが、壁にもたれて寝やすそうな窓側を選んだ。で、実際に搭乗して隣はいったいどんなヤツだ、と思ったらアンタ、結構なデブのおっさんで。うわー暑苦しいな、とうんざり。
離陸後、巡航高度に達すると、食事の前に簡単なスナックと、飲み物が供される。スパークリングワインを注文したら、小さいボトルごと出てきた。マジか。
ところでエコノミークラスのテーブルってのは基本的に前の座席の背からぱかんと出てくるようになっているが、一番前の席は当然ながら前の座席が無いので、アームレストの中に折りたたんで収納されているテーブルを取り出して、膝の上に広げるような格好になっている。ところが隣のおっさん、テーブルを取り出しても、そいつを水平に広げられないことが発覚した。あまりにデブすぎるので、テーブルが腿によって押し上げられ、水平にならないのだ。しばらくあれこれと工夫をしようとしていたようだがついに諦め、CAを捕まえて「後ろの席に空き無いかな?」(見たところけっこうあった)と訊いて、そっちに移って行った。ラッキー。