何とはなしに朝刊のテレビ欄を見たら、NHKの「クラシック音楽館」でシフがベートーベンのピアノ協奏曲をやる、ということに気づいた。
今年はベートーベン生誕250年なのだそうで、その記念イベントか何か知らないが昨年シフが来日しており、東京オペラシティのコンサートホールで2日にわたってベートーベンのピアノ協奏曲を全曲演奏していたようだ。これはその録画で、第1番と第5番はすでに先週オンエア済みで、本日は第2番から第4番まで。わたくしの好きなのは第3番なので、とりあえずこれを見逃さずに済んだのは幸いである。
さて、わたくしシフのベートーベンは聴いたことがなかったし、そもそも動くシフを見るのも初めてだ。まず、当たり前の話だがけっこうなお爺ちゃんであるのに驚いた。そりゃまあ、わたくしの見たことがあるゴルトベルク変奏曲とかフランス組曲のCDジャケットの写真なんてのはずいぶん若い時のものなんだろう。
- アーティスト:アンドラーシュ・シフ
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2014/08/03
- メディア: CD
- アーティスト:シフ(アンドラーシュ)
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/10/25
- メディア: CD
今回第2番と第4番も初めて聴いたが、個人的にはやっぱり第3番が好きだ。シフは「暗い」と言ってたけども。そういえば曲の間にシフのインタビューも流してたけど、シフはドイツ語で喋ってたな。ハンガリー人って英語よりドイツ語の方が得意なんだろうか。
ベートーベンのピアノ協奏曲、あらためてグールド以外もいろいろ聴いてみても良いな。