野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

顔も名前もなかなか覚えられない

ラブ・アクチュアリー』を観た。そんな真面目に観るつもりはなかったのだけど、意外と面白かったので、寝落ちもせずにちゃんと観た。

ラブ・アクチュアリー [Blu-ray]

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  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Blu-ray
やたら登場人物が多くて複数のストーリーが並行して進んでいく、と思ったらほとんどの登場人物がどこかでつながっている、という先日読んだ『猫弁』のような話だ。
みんなどこかでつながっている、というのはわかるが、それぞれ誰がどこで、というのがわからない(覚えていられない)ので、Wikipediaで改めてストーリーと登場人物を復習して、やっと理解できた。
ダニエル(リーアム・ニーソン)の息子サムは、同級生のジョアンナに片想いをしているという。そのジョアンナがアメリカへ発ってしまうという日に、空港に向かうジョアンナを、ダニエルがサムを車に乗せて追いかけようとするのだが、まったく追いつかなかった。てっきり派手なカーチェイスの挙句に空港で大立ち回りを演じるのかと思ったが、この映画はどうやらそういう話ではないようだ。
ジョアンナはすでに搭乗ゲートにいるのだが、諦めたらそこで試合終了とばかりにサムが保安検査場その他諸々を強引に突破し搭乗ゲートに向かう。いよいよダニエルがガードマン達を蹴散らしたり保安検査場に手榴弾を投げ込んだりしてサムをアシストするのかと思ったが、やはりこの映画はそういう話ではないようだ。
それにしてもジョアンナとダニエルが同じ場所をほぼ同時に出発しているのに、ダニエルが空港に着いた時にジョアンナはすでにチェックインどころか保安検査場も通過してしまっているって、いくら何でも早すぎはしないか。と思うが、この映画においてはそういうところを突っ込むべきではないのだろう。