野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

人心が乱れておりますな

朝起きてすぐに、スマホの阪急アプリの通知が来た。梅田−十三間で人身事故のため阪急京都線の運行を見合わせると。
いやあんた京都線って昨日の朝も人身事故で止まってましたやん。
運行情報によると、運転開始は7時ごろの見込みとか。それが本当なら、いつもより少し遅いぐらいで行けるか。
いやしかしまだ止まったばかりで、そんな見込みなんぞちーともアテにならんし、仮にその通りに再開できたとしてもダイヤは乱れまくりに決まっている。
ということは、いつも通りに阪急で出勤するのは良い考えとは言えない。
サクっとリモートに切り替えられれば良いのだが、今日は出社しなければならない予定があるし、そもそもPC持って帰ってないし。
出社しなければならない用事は午後からで、午前中は9時から打ち合わせが1件あるだけだから、それは社用iPhoneで自宅から参加し、それからゆっくり出社する?さすがにそれぐらいになれば運転再開してるだろうし。
などといろいろ考えたが、結局はJRで行くことにした。
予想通りだが、振替輸送のためJR京都線はゲロ混みだった。
うんざりしつつ大阪で環状線に乗り換え。環状線の混み具合は大したことなく、西九条でかなりの人が降り、そこから先は座って行けた。
新今宮の停車時間は少し長い。ここで南海線に乗り換えていつも通り堺東まで行くか、天王寺まで行って阪和線に乗り換えるか、しばし考えた。
考えているうちに電車は動き出し、天王寺阪和線に乗り換えることになった。
本来ならば快速にでも乗って堺市だか三国ヶ丘あたりで各停乗り換えるべきだったのだろう。天王寺から阪和線の各停に乗ったら、百舌鳥までどえらい時間がかかってしまった。
千里丘から百舌鳥まで、すべてJRで行ったのは、たぶん今回が初めてだとおもう。そしてこれが最後だろう。改めて見ると、まあまあ遠回りしとるな、このルート。

いつもの阪急−堺筋線南海線ルートと比べるとよく分かる。

ちなみに運転再開したのは8時過ぎだった。その後もしばらくダイヤは乱れ、大幅な遅延が発生していた模様。そういうものだ。
それにしても勘弁してほしいなあまったく。阪急電鉄を責めるわけにもいかない(言ってみれば彼らも被害者だ)のだけど、どうも阪急だけがやたらと人身事故が多いように感じるので鉄道人身事故データベース(そんなものがあるのだな)で調べてみたところ、2022年は9件で全国35位。南海本線(11件、30位)の方が多いくらいだ。関西ではJR神戸線(18件、13位)がトップで、全国の1位はJR東北線の32件で阪急京都線の3倍以上ある。すごいな。
2023年、つまり今年に入ってからということでは阪急京都線はすでに4件で全国9位。実はこの4件で9位、というのは同率で7路線あるのだが、それにしてもなかなかの勢いではないか。1位はJR九州鹿児島本線で8件。2ヶ月ちょいで8件ってのはさすがに、ちょっと何かがおかしいよなこれ。