野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

前から文句言いたかった件

3連休だからといって特に何か予定があるわけではない。
大阪でもいよいよ猛暑日の予報だったりして、なかなか出歩く気にもならない。
こんな時は冷房の効いた屋内で大人しくしておくのがよろしかろう。
ということで、夜になったら寝落ちしてしまいがちでなかなか観られない長めの映画を、昼間のうちに観ておくことにした。
ブレードランナー2049』が録画リストの下の方で消えそうになっていた。

この2049年に至るまでの背景にある諸々の物語というのは、実は短編アニメとしてウェブ配信されていたのだな。それを観ておくべきだったか。
この映画、なかなか面白かったけど、やはりオリジナルの『ブレードランナー』があまりに先進的だったというかインパクトがあったのからすると、どこか二番煎じ感が否めないというか。続編だから当たり前で、そんなこと言うのは酷かもしれんがね。

夕方に少しだけ暑さもマシになってきたところで、近所に散歩に出た。
香露園の交差点、コノミヤの前あたりで何やら警察が交通整理をしている。
阪急京都線で人身事故があり(南茨木駅だ)、電車が止まっている影響で摂津市駅近くの踏切が開かなくなっており、吹田方面に抜けられなくなっているため迂回を指示しているのだった。
とはいえ迂回するわけにもいかない路線バスなどは、かれこれ2時間以上も立ち往生というわけか。

電車が止まっているのになぜ踏切が開かないのだ?と思ってしまうが、どうも踏切から一定の距離以内に電車がいる場合には踏切を閉める、というシステムになっているらしい。で、摂津市駅にずっと電車が止まっているため、踏切も開かない、と。駅に近い踏切だとこういうことになるのだ。
南茨木駅近くの踏切でも、ちょっとした「開かずの踏切」になってイライラさせられることがしばしばあり、頭の悪いシステムだな、と前から思っていた。今の時代であれば、安全も確保しつつ、もう少しインテリジェントなシステムにできそうなものだ。つまり、単純に踏切からの距離だけで判定するのではなく、電車の現在速度に基づいた踏切の通過予想時間を加味するとか。まあそこまでは無理にしても、運行見合わせ中は踏切を開放する、ぐらいのことは出来そうなもんだ。
阪急電車の株主になって、総会で提案したろか。