野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

タコライスも気にはなったのですが

元々は予定していなかったのだが、東京でうろうろしていて「平間至展 写真のうた -PHOTO SONGS-」というのが開催中であるというのを知り、最終日の本日はまずこれを見に行くことにした。
平間至、という名前を実はよく知らなかったのだが、あのタワーレコードの"NO MUSIC, NO LIFE?"の写真を撮ったあの人、ということで、ああ!と。

他にも雑誌(ロッキン・オン・ジャパンとかCutとか)やCDジャケット等の作品が大量に。

しかしこれだけ大量のCDのジャケットを手がけていながら、その中にわたくしの持っているCDは一枚も無かったというのは、なかなか味わい深いものがあるなあ。
平間さんは平間写真館TOKYOというのをやられていて、そこで撮影された一般の人々(と言いつつもたまに山寺宏一さんなんかも混ざっていたりするが)の写真も展示されているのだが、これがまた実に良いのだな。写真館で撮る写真なんてのは基本的に畏まったものと決まっているはずなのだが、これがもうみなさんぶっ飛んだ感じで、非常に活き活きとした表情で写っている。記念写真なんてのは本当はこういうのが良いよなあ、と思ったことだった。

いい加減腹が減ってきたので、東急池上線荏原中延へ向かう。
目指すは隣町珈琲だ。
カフェだが、本が大量にある。カフェの客が好きに読める「隣町珈琲」の蔵書と、「隣町書店」としての売り物の本もある。いずれも、何とも言えないセレクションで。

良いですなあ。
昼食は「昔ながらの喫茶店ナポリタン」にした。

ローマ軒の焼きナポリタンよりこっちの方が美味いと思うね。
店主の平川克美さんが店の隅っこの方で何やら作業されてるのも目撃できたし。
隣町珈琲、良い店ですな。また行ってみたい。

荏原中延から今度は神楽坂へ。今回の最後の目的地は、これまた妻が行ってみたいと言っていた木ノ花という着物屋だ。ネットで見ていた反物の現物を見てみたかったのだとか。店舗は牛込神楽坂から徒歩5分ほどの、住宅街の中にある。マンションの一室をそのまま店舗にしているらしい。
現在10%オフのセールをしているとのことで、だいぶ心が動いたようだが、なんとか思いとどまったらしい。

これで予定はすべて終了。東京駅に戻り、新幹線で大阪に帰ってきた。
なんだか、やっぱり大阪って暑い…(もちろん東京も暑かったけど)