野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

それでも自分で書くよりは

帰宅したらキンコーズから留守電が入っていた。先日発注した喪中ハガキの件で折り返し連絡をくれ、とのこと。
いったい何事か、と電話してみたところ、アップロードしたExcelの宛先データの「敬称」列に何も入っていないがこれで良いのか?という各任務だった。
いや、良くないよ。
すみません全部「様」が必要なんで追加しといてもらえますか?と訊くと、できなくはないが1件あたり100円かかる、と電話口のおねいさんが申し訳なさそうに言う。
それはまたご無体な… ではどうすれば良いのかというと、宛先データを修正して再アップロードしてください、とのこと。
ふむ、まあ全件「様」を追加するだけのことなら瞬殺だ、承知した。
ということでデータ修正してアップロードし直し、風呂に入った。

風呂から上がって髪を乾かしていたら、また電話がかかってきた。今度は何だ?と思ったら、アップロードした宛先テンプレートのフォーマットが違っている、と。個人用のものを使うべきところ、アップロードしたのは法人用テンプレートなのだそうだ。
それ最初から行ってくれよな、というかそもそも法人用と個人用なんか分けるなよな、と思わんでもないがとにかく、電話口でキンコーズのWebサイトのどこにテンプレートファイルがあるかを教えてもらってダウンロードした(何も考えずに年賀状や喪中ハガキの発注メニューを選んでいくフローの中でダウンロードできるテンプレートファイルが法人用ってのも問題じゃないか?)。
さて件のテンプレートファイルを開いてみて、またここにひとつ問題が発覚した。
フォーマットが違うじゃないか。法人用では「姓」と「名」に分かれているフィールドが、個人用では「氏名」にまとめられている。
あらためて宛名職人アプリからフォーマットを変えてエクスポートし直せば良さそうなものだが、ところどころ謎の改行が入るため、その修正をするのが存外面倒だ。これならExcelのままで修正した方が早い。「姓」と「名」のフィールドを結合して「氏名」にするのなら楽勝だ(これが逆に「氏名」フィールドを「姓」と「名」に分割、ということだったらこれまた面倒だった)。
Excelでの文字列結合は‘+’ではなく‘&’である、ということに気づくのに数分の時間を要したが、なんとか無事に宛先データを修正し、再再アップロードした。
キンコーズの営業時間終了まで30分を切っていたが、ほどなくして校正依頼のメールが来た。確認してみたところ問題なし。いやーよかった。校正の承認をして、ミッション完了。

これ、みんなちゃんと手順を間違えずに入稿できているのだろうか?難しいと思うんだけどなあ。