昨年の暮れぐらい、やっとOS X 10.3 PantherをiMacにインストールしました。もともとiMacを買ったときに、10.0がプリインストールされていたのですが、当時まだOS X対応アプリが少なかったり、最初のバージョンのため不具合が多かったり、そしてとてつもなく重い、等々の理由で、ずっとOS 9で使ってました。あれから数年、かなりパフォーマンスも改善され、安定もしてきたようだし、何よりOS 9 の不安定さにもええ加減嫌気がさしてきたので、ついにバージョンアップに踏み切りました。一番心配していたのはそのパフォーマンスでしたが、G3プロセッサの割には、意外と軽快に動きます。とは言ってもメモリ256MBなので、Photoshop級のアプリを使うとさすがにちょっと厳しいですね。そのうちメモリを増設しないと。その後で買ったiBook G4では十分軽快に動作します。メモリも512MBを増設して768MBにしてるし。実際使ってみると、OS Xは本当によくできてると思います。昔使ってたことのあるFreeBSDがベースになってるっていうのもなんかうれしい。
使い勝手でいうと、Windows 2000あたりとは比べ物になりませんな。Windows XPあたりだといい勝負なのかもしれんけど、あんまり使ったこと無いからよくわかりましぇん。バンドルされてるアプリケーション類もかなり充実してますね。iTunesもiPhotoもかなり便利。GarageBandは楽しいけど、最初ちょっと遊んでみただけで、最近は全然触ってない。あと、開発環境が最初からついてくるのもよろしいな。Objective-C かJavaが選べるようだけど、Objective-Cってのはちょっとなぁ。NeXTSTEPからの流れなんでしょうね。そういえばBeOSも開発環境はObjective-Cだったような。ルーツが同じなんでしょう。さっきちょっとXCodeで簡単なJavaのアプリケーションを作ってみましたが、Javaの実行速度、あなどれませんな。だけどCocoaのAPIを色々と覚る必要はありますね。そのうちCocoaプログラミングの解説本でも買って、もうちょっとあれこれやってみたいところです。