野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

ホシノ青年のオススメ

 以前「海辺のカフカ」を読んだときに、中で出てきたベートーベンのピアノ三重奏曲「大公」、そのうち聴いてみたいと思っていたのをAmazonで買いました。ルービンシュタイン、ハイフェッツ、フォイアマンの通称「百万ドルトリオ」です。もちろん「海辺のカフカ」に出てくるのと同じものです。

ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲第7番 「大公」&シューベルト : ピアノ三重奏曲第1番

ベートーヴェン : ピアノ三重奏曲第7番 「大公」&シューベルト : ピアノ三重奏曲第1番


全然悪くは無いんですけど、特に「感動した!」とかそういうのではありませんでした、残念ながら。期待が大きすぎたのかもしれませんね。カザルスの無伴奏チェロ組曲を初めて聴いた時は、ちょっと衝撃的だったんですけどね。あと、バッハやショパンは好きだけど、ベートーベンとかモーツァルトはあんまり、というのもあるでしょうし、ある程度姿勢を正して、それなりの大音量で聴かないと、本当の良さは解らないような気もします。カザルストリオの演奏によるものもあるようなので、そのうち聴き比べてみたいですね。
そういえば、コクトーはルービンシュタインの肖像画も描いてました。