野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

八代亜紀はお好き?

世の中には、CCCDでしか売られてないCDがある。そんなCDこそ、iTunes Music Storeで買うのが吉。というわけで、ずいぶん前からどうしようかと迷っていた高宮マキの「鳥籠の中」をついにダウンロード。

鳥籠の中 (CCCD)

鳥籠の中 (CCCD)


初めてラジオで「鍵穴」を聴いてからずっと、アルバムごと聴いてみたいと思ってた。だけどiTMSで一部試聴しても、あんまりピンとこなかった。それでも結果的には、大当たり。スゴく良い。曲も良いのだけど、何といっても声が良い。どのへんがどう良いのかよくわからんが、とにかく良い。ツボを突かれてる感じ。僕も結構、声フェチなのかもしれない。ただ彼女のウェブサイトでは「キャロル・キング、ミニー・リパートン、カサンドラ・ウィルソンというジャンルの異なるヴォーカリストの歌声をそれぞれに連想させる」などと書いてるけど、それはあんまり思わない。いや、キャロル・キングはちょっとあるかな。カサンドラ・ウィルソンは随分ちがうんじゃないかと思うんだけど。
ところで、「鱗」という曲が入っていて、これもまた良い曲なのだけど、その歌詞が...

鱗のように守ってくれる
あたしの耳クソを

ぇええっ?!そんなアホな、と思って何度も聴き直すけど、やっぱり「耳クソ」としか聴こえない。いやいや、よく聴くと「みにくそ」とも聴こえるなぁ。これはまぁ、常識的に考えれば、「醜さ」かなあ。
はい、調べてみたら*1

鱗のように守ってくれる
あたしの醜さを

が正解でした。
耳クソたまってるんかなぁ。

*1:ちなみに、Googleで「高宮マキ 鱗 耳クソ」などと検索しても、残念ながら何も出てこない。いや、ひょっとしてこのページがヒットするようになるのか。