野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

指が

エルモア・ジェイムズの「The Sky Is Crying」は豪放なスライドギターが炸裂する名曲だが、これのStevie Ray Vaughanによるバージョンもまた、あのぶっとくて粘っこいギターが畳み掛けてくる、これまた名演奏だ。今日は押し入れの奥からストラトキャスターを引っぱり出してきて、この曲(SRV版ね)をコピーしてみた。スローな曲なので音も採り易く、途中の速いパッセージを適当にごまかせば、かなり良い線でいけることがわかった。結構手癖で弾いてるっぽい。(ちなみに、スローな曲であっても、「Little Wing」あたりはほぼお手上げ状態だ。)この曲はやっぱりエレキで弾くのが良いと思った。ポイントは、1弦12フレットのチョーキングの加減ね。かなり気持ち良い。普段アコギばっかり弾いてるから、たまにエレキを弾くと弦がフニャフニャのやわやわでちょっと変な感じだけど、何と言ってもエフェクタでもつなごうもんなら音の伸びが良いので、なんだか上手くなったように錯覚できる。ひとしきり弾きまくってからアコギに持ち替えたら、その音のなんとショボいこと。
てなことをして、この天気の良い日曜日の午後を過ごしてしまった。そして、左手の薬指の爪がちょっと剥がれ気味に。いわば深爪状態で痛いのだ。風呂に入ったとき、石けんやシャンプーが染みて、これがまた痛い。こんなことになるのはわたくしだけなのか?世のギタリストの皆さんは、どうなんだろう。弾き方が悪いのか、それともそのうち鍛えられてくるのか。ちょっと憂鬱な日曜日の夜。