ベストセラー嗅いどく

先日、通勤時に読む本が切れたまま補充するのを忘れていたので、天下茶屋駅で電車の乗り換え時に慌てて適当な本を買った。一時期ベストセラーになってた（今も？）「人は見た目が9割 (新潮新書)」。

人は見た目が9割 (新潮新書)

本のタイトルの付け方っていうのは大事だな。やっぱりそれなりにインパクトがあって「ん？」と思わせ、手に取らせる必要があるもんな。結果、タイトルと内容が微妙にズレてしまうようなことになったとしても。
まあ、面白い本だった。「見た目」云々というより、オビにある「日本人のための非言語（ノンバーバル）コミュニケーション」のほうがタイトルとしては正確かな。いろんな内容をあれこれと詰め込み過ぎて、ちょっと散漫な感じもするけど。作者はマンガ関係の仕事が多い人なので、マンガの表現上のテクニックについて解説した内容が結構多い。そこだけ見たら、「BSマンガ夜話」みたい。
面白い本なんだけどな。