またなんだかものごっついタイトルで出とります、「快楽の都―グイン・サーガ〈110〉 (ハヤカワ文庫JA)」。
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
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今までのストーリーに何度となく出てきた「クムのタイス」、いったいどんなところやねんというのが、ついにこの巻で明かされる。てそんな大層なもんではないけど。それにしてもこのヒト、栗本薫センセイと村上春樹の小説に出てくる食べ物っていうのは、なんでこんなに美味そうなんだろう。辛いヤク・ソース付きヒツジの串焼きに、はちみつ酒の麦酒割りだってさ。なんだかしらんが美味そうじゃないか。
ところで数巻ほど前から現れた新キャラ、スイラン。なかなかに味があるが、この巻ではいよいよ、「実はこの男は…」的な展開になってきた。おいら、何となくわかったような気がするよ。こいつはきっとカ(以下略)