野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

タヌキのまち、そして忍者のまち

久しぶりに、信楽まで行ってみた。
「陶芸の森」では陶芸市が催されており、数十ほどあるテントを冷やかして回った。
一口に信楽焼といっても、それぞれに個性が出るもので、じっくり見ていっても飽きない。見ているうちに焼酎を飲むための碗が欲しくなり、かなり真剣に、かれこれ30分以上もあちこちを物色してまわった。
そうして最終的に購入したのが、今日の添付の写真だ。
「丸十製陶」(http://www.010gama.co.jp)というところの製品らしい。デザインが気に入ったのと、大きさも適当で、持ち易い。帰宅後に、さっそく使ってみた。おかげでストックしていた霧島が無くなってしまった。


信楽の次は、伊賀上野まで行った。いま、上野では「忍者フェスタ」の真っ最中。街中のそこら中に忍者が出没している。
ま、それは良いとして、この界隈では、7年ほど前から「伊賀まちかど博物館」というのをやっているらしい。商店の店先などで、伊賀焼や何かのコレクション、あるいは地域の歴史や技術をみることができるようなちょっとした展示をしている。伊賀上野エリアだけでも40件以上が参加しており、まち全体ではかなりの規模の博物館になるという趣向だ。
まずお好み焼き屋の「昭和ハウス」で遅い昼食をとった。ここは、昭和初期の時計やテレビなどが置いてあり、メニューでもネーポン等昔の飲み物が供される。テレビでは、なんと「欽どこ」を流しており、欽ちゃんと谷啓さんがコントをやり、真屋順子が日記を読んでいた。
その後、「むらい萬香園」でソフトクリームを食べた。ここはお茶屋らしいのだが… ソフトクリームを食べると、お茶をサービスしてくれる。太っ腹。
その後も周辺のまちかど博物館を散策し、なかなかに堪能できた。
いやあ、充実したこどもの日でござった。
車で行ってたので、お好み焼きを食べたときにビールが飲めなかったのだけが残念。