養老さんって、ホントどこに行ってもだいたい同じような話をしてるな。まあ、その時々で言ってることがコロコロ変わるのもどうかと思うが。今回は「まともバカ」。
- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
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世界はどんどん「脳化」していっている。「ああすればこうなる」と人間が考えるようになっている。それはつまり、都市になっていくということであり、そこでは人間のコントロールできない「自然」は排斥されていく、と。
ごく当たり前と思っていたことが、ある見方をすすると実はそれってもんのすごくイビツなことなのだ、ってこの人の本を読むと気づくことが多いな。あんまり認めたくはないのだけど。