昨夜、新幹線のダイヤが乱れたのは、とある男性がなんと走行中ののぞみから飛び降りたのが原因らしい。なんと無茶なことを。なんでもそのために。東京発が19時半以降ぐらいになる新幹線に乗ったひとたちは、運転見合わせのため23時ごろまで新幹線の中に閉じ込められたままだったらしい。まったくひどい話もあったものだ。
さて俺様はといえば、新横浜を18時半ごろには出発し、つつがなく帰宅することができたのであった。今回の出張の道中においては、内田樹センセイの「街場の現代思想」を大変楽しく読ませていただいた。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: 文庫
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ほんに、この人の本は面白いなあ。今まで読んでなかったのが、ちょっと損した気分だ。時に身も蓋もなく、時に目から鱗がおちつつ、それはちょっと極端なんじゃないのと思うところも多少はありつつ、でも色んな話がどすんどすんと腑に落ちる感じ、とでも言おうか。
第三章以降の「街場の常識」も軽妙でありながら実に深くて良いが、やはり第一章「文化資本主義の時代」、第二章「勝った負けたと騒ぐじゃないよ」あたりは秀逸だ。
次は「私家版・ユダヤ文化論」かな。