野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

牛に注意

昨夜遅くにチェンナイの空港に到着し、荷物をピックアップしようとBaggage Claimに行ったが、待てど暮らせど荷物は出てこない。
以前ニースに旅行に行ったとき、途中で経由したドゴール空港に我々の荷物が置き去りにされ、翌日ほぼ一日をイライラしながら過ごしたという苦い経験がある。今回もそれを思い出し、やきもきしながら待ってたら、一応はちゃんと出てきましたねえ。関空からの荷物は奥のほうに積まれているから、目的地の空港ではなかなか出てこないのだとかなんとか。確かにそうかも知れんよ。

空港を出たら、なんだか知らんがとてつもない数の人が空港の前にいる。ありゃいったい何だ。みんな誰かを迎えにきてるのか?そうでもなさそうだけど。そして暑い。蒸し暑い。日本の熱帯夜と同じ。昼間の最高気温は35℃だったそうだ。こりゃたまらん。
そして迎えにきてもらった人に車でホテルまで送ってもらったわけだが、いやはやみんなの運転のアグレッシブなことと言ったら。かなりスリリングだった。そして、びっくりしたのは、普通に牛が路上にごろごろ居るということだな。日本じゃ犬や猫でもあんなにおらんぞ。さらに驚くのは、あの牛たちは、ICタグが埋め込まれていて、ちゃんと管理されているということ。何気にハイテクなのだ。

一夜明けてさっそく朝から仕事だが、なんせ相手はインド有数のIT企業だから、空調完備のクリーンで近代的な建物だ。泊まったホテルもおそらくかなり高級なところなのだろう。同様に快適な環境だ。朝は車で迎えにきてもらい、5分ほど走ったところでオフィスに着く。あんまりインドに来たという感じがしない。もっとも食事はインド風だが、これも相手がけっこう気を遣ってくれていて、そんなに過激なものは出てこない。昼食は「インド風中華」だといっていたし、ホテルのレストランで食べた夕食も割とマイルドめのタイ料理とインド料理だった。

いや、別にそんなにディープなインド体験をしたいわけじゃないけどね。