加門七海さんのホラー小説(?)は怖かった。本当に怖かった。
そんな加門さんが、「うわさの神仏」という冗談みたいな本を書いていたようだ。「その3」まで一気に文庫化されたらしい。
- 作者: 加門七海
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/06/20
- メディア: 文庫
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このヒトはいったい何なのだ。以前読んだ本では確か、面白半分で心霊スポットにノコノコろ出かけて行き、その結果「貰って」きてしまう人々のことを批判していたのではなかったか。
と思ったが、彼女はさすがにちょっと違うわ。まず神仏オタク度が生半可ではない。そしてとてつもないレベルの知識と見識に支えられている。その上でこんな罰当たりな本を書いてしまう。いったい何なのよ。
きっと「<其の二>あやし紀行」も読んでしまうんだろうなあ。