ええんでないの

iTunes Storeでブルーノートの超有名アルバムがいくつか超安値で売られていた。たとえばキャノンボール・アダレイの "Somethin' Else" が750円。まあやっぱり買ってしまうよね。

Somethin' Else

それにしても、ほんとに超有名だけあって、聴いてみた感想っていうのがもう、あんまり今さら言うことないよな、という感じだ。たいていの人は、Amazonのレビューなんかを見てみれば、その中の誰かが書いたレビューにだいたい自分の感想と同じものを見つけられるんじゃないだろうか。
例えば、「なんか結局マイルスっぽくないか？」と思ったらやっぱりそんなことを書いてる人がいる。もちろん一方では、「いやいやそうは言ってもやっぱりキャノンボールのリーダアルバムだ」てなことを言う人もいるわけだが。そして多くの人が「やっぱり『枯葉』が素晴らしい！」と賞賛し、一部の人は「あの『枯葉』のいったいどこが良いのか理解できん」てな事を言う。個人的には好き。良くも悪くも、「いかにもジャズみたい」っていうアルバムだ。俺様はこれで良いのだ、と思う。
iTSでは最初1曲目の "Autumn Leaves"（「枯葉」ね） をはずしてパーシャルアルバムにしていたために多くのカスタマから相当に非難を浴びたらしい。その罪滅ぼしの意味も込めての750円だろうか。まあ「モノラルだから」というのがよりしっくり来る理由だけど。ちなみにタイトルが "Automn Leaves" となっているが正しくは "Autumn" とちがうの？あかんがな、iTunes Storeがそんなん間違えたら。