ジェフベックの新譜のついでに、5月に出ていたロバート・グラスパーの新譜"Everything's Beautiful"も購入してみた。なんとMiles Davis & Robert Glasper名義で、マイルスの音源をリミックスした、しかもジョン・スコフィールドやらスティーヴィー・ワンダーやらも参加(他にもいろいろフィーチャーされているがワシは知らん)アルバムなんていうから、ちょっとばかし気になっていたのだ。
- アーティスト: Miles Davis
- 出版社/メーカー: Sony Legacy
- 発売日: 2016/05/27
- メディア: CD
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「ロバートグラスパーのアルバムには聴こえない。まるでマイルスの70年代未発表曲集だ」という人もいるのだけど、逆にわたくしには「ロバートグラスパーのアルバム」にしか聴こえないのだな。聴いてて元ネタがわかったのは"Milestones"(これは超有名だから)と、"Song for Selim"は"Live Evil"の"Selim"から持ってきてるのね、っていうことぐらい。まあわたくしの知ってるのはせいぜいハードバップあたりから電化マイルスの手前まで、ってあたりだから… と思いつつ、どうも気になって調べてみたが、他にわかったのは"Maiysha"が”Get Up With It"に収録の曲、ということぐらい。あ、ライブ盤の"Agharta"にも入ってたか。ボサノヴァ仕立てになっててわからんかった。というか"Agharta"そんなに聴きこんでないし。後は、"Violets"は"Aura"の"Violet"、"Silence is the Way"は"In a Silent Way"を元ネタに?てな感じか。
まあ何でもよろしいわ。結局元ネタはわからなかったけども、ジョン・スコフィールドがギター弾いてる"I'm Leaving You"がファンキーでカッコええですな。