あれは先月のことだったか、タワーレコードの店頭にて流れている曲を聴いて「何じゃこら!?」と思って即チェックしてみた。Rodrigo y Gabriela という男女二人のギターデュオ。
- アーティスト: Rodrigo y Gabriela
- 出版社/メーカー: Rubyworks
- 発売日: 2009/09/07
- メディア: CD
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ギターデュオ?二人でやってんのかよコレを!という感じの、何というか凄い勢いでドライブするラテン系。いやはやカッコええぞこいつら。実は昨年からすでに話題になっていたようだが、世間のことをあまり知らないわたくしのアンテナには引っかかってこなかったというわけだ。「激情ギターラ!」とか「格闘弦」とかいう実にバカっぽいタイトルがどうにも涙を誘うが、そんなのどうでも良くなるくらいに強烈だ。まあこんなバカっぽい邦題をつけたくなる気持ちもわからんではない。そのアルバム、先月リリースされた新譜「格闘弦」こと "11:11"(原題もまた意味不明だが…)が、茶屋町のタワレコにてDVD付きで1,689円。そりゃうっかり買ってしまっても非難はできまい。
正直、どの曲も同じに聞こえなくもないが、そんなのはどうでも良いことだと思う、多分。とにかく血が騒ぐ。
2曲目の "Buster Voodoo" にさりげなく "Voodoo Child(Slight Return)" のフレーズをパクっているのがまた微笑ましい。やはりジミヘンは偉大なり。