野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

わが目を疑った。

兵庫県立美術館にて好評開催中(知らんけど)の「だまし絵展」に行ってきた。
いやはやすごい人出だった。兵庫県立美術館へ行くのはこれで三度目になるが、今までチケットを買うのに並んだことなどなかった。おまけに会場に入るのに20分待ちときたもんだ。もっとも実際には20分も待ってはいないが、それでもけっこう長い行列に並ぶことになってしまった。会場に入れば入ったで、そりゃもう大変な人。ああ鬱陶しいったら。もうこの時点でかなり萎えてしまっている。わたくしの好きなエッシャーやダリの絵もあったのだけど、ロクに見てない。さらっと会場を流したぐらいだ。ああもったいない。
「だまし絵」といっても色々だ。エッシャーみたいに目の錯覚を利用して「あれっ?」というやつとか、マグリットみたいにシュールリアリズム的手法でトリップに誘うのもあれば、超リアルな絵で、立体の彫刻だと思ったら絵だったとか、壁に貼った絵が剥がれかけてる、とおもったら「そういう絵」だった、とか。なんだかビックリマンチョコのおまけのシールを思い出したよ。…まあこの話が通じるってのはオッサンだけどな。
ところで今まで、兵庫県立美術館には三宮から本数が少なくて不便なバスに乗って、思い切り遠回りして行ったものだが、阪神岩屋から行けば、なんと近いことか。徒歩で10分かからない。ほぼ直線で歩道橋を歩いて行けて、信号は一箇所だけ。ああなんだか損した気分だ。