「少し変わった子あります」て、なーんか不思議な味わいの小説だ。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: 文庫
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主人公の大学教授、森センセイってこんな感じの人なんだろうか。ヘンコで理屈っぽくて。
この本を読んでると、なんだか夢を見てるような気分になる。悪夢にうなされる、というのとはちょっと違って、ただ延々と何かを悩み続ける、というか。昼間に頭を使いすぎると頭がオーバーヒートして、夜寝ている間も脳が熱を持って眠りが浅くなる、あの感じ。
「あの感じ」とか言われても困りますか。そうですか。すみませんねえ。