野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

そうは言ってもいつもと同じ一日

かねてから噂のあった通り(と言ってもわたくしつい最近まで知りませんでしたが)、ついにiTunes Storeビートルズの曲のダウンロード販売が開始された。
なるほど確かにビートルズは偉大なバンドだし、商標やらなんやらで長年争ってきたアップルとビートルズ側がついに和解して、彼らの曲を扱えるようになったというのは画期的なことと言ってよろしかろう。
だけどそんなのアップルの勝手な事情じゃないの。それで今まで偉大なバンドの曲を扱えてなかったのを、そんなに大げさに騒ぎ立てるのもちょっとどうかと思うな。
だいたいが一曲200円、アルバム一枚2,000円ってそれはないでしょう。いくら曲数が多いといったって。だって昨年出たリマスター盤のCDなんか、輸入盤だと2,000円を切りまっせ。一曲ずつダウンロード以外に、あんまり嬉しいことは無いようなきがする。
わたくしちょっと冷淡すぎますか?でも熱烈なファン以外の、けっこう多くの人がそんな見方じゃないかと思うんだけど。
ちなみにうちにあるのは、わりと昔に買った"Past Masters Vol.2"、"Naked"バージョンが出た時に買った"Let It Be"、そして昨年出たリマスター盤を今年に入ってから安売りに出ていたのを買った"Abbey Road"、といったあたり。なんか本当にどうでもよさそうな感じだな。いや別に嫌いじゃないんですけど。なんかアップル自身が騒げば騒ぐほど、こっちはしらけてくる、というわけですな。