先日のジュスカ・グランペールのライブで、ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」の第2楽章をやっていた。この曲はもちろんどこかで聴いたことがあって知っていた。しかし恥ずかしながらこれが「悲愴」の第2楽章であるとは知らなかった。なんてこった。
あらためて、なかなかええ曲やないですか、と思った。今までベートーヴェンなんて、なーんかもっさい感じがして、正直あんまり好きではなかったのだが。ここはひとつ、ということでこの前の3連休にタワレコへ行っておなじみグールドの790円CDを買ってきた。ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、そして第23番「熱情」が収録されているアルバムだ。
Glenn Gould Plays Beethoven Sonatas Nos.
- アーティスト: Glenn Gould
- 出版社/メーカー: Sony Bmg Europe
- 発売日: 2007/09/04
- メディア: CD
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そういや昨年の夏にサカモト教授がやっていた「スコラ」でベートーヴェンを取り上げたときに、「なんでベートーヴェンなん?」と不思議に思ったものだ。が、今回このピアノソナタ第8番を聴いて、あーなんか教授っぽい、と思った。
この「悲愴」第2楽章と
http://www.youtube.com/watch?v=7eDRIMNQBow
サカモト教授の"Put Your Hands Up"を比べてみられたい。
http://www.youtube.com/watch?v=J-cF1lq0YkA
ね?
グールドの演奏ってわりとスクエアな印象があって、あんまりトリッキーなことはしないと思っていたのだけど、動画を観てみると意外とヘンだな。しかも歌ってるし。キースかよあんたは、と思いながらCDもよーく聴いてみると、歌ってる声がかすかに聞こえたりする。うわ、ホンマにキース・ジャレットやんかいさ。といってもあんなにうるさくはないけどね。