「めでたくポンと逝く」って、なんかふざけたタイトルだなあ。
めでたくポンと逝く―死を語り合えば生き方が変わる (文春文庫)
- 作者: 帯津良一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: 文庫
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でも内容はいたってまじめですよ。
もうちょっと、こう、タイトルのつけようもあったんじゃないのかなーと思うのだけど… まあええか。
たいていの人は死ぬのが怖いから、あまり考えないようにしてるのだけど、そじゃなくてちゃんと「死」のことを考えませんか、そうすると良く生きられますよ、ってな本だ。
でもこの本の内容は実は正ちゃん(だから正ちゃんっていうなよ)が「男の作法」の中で、3ページぐらいにまとめて書いてるんだな。まさに「死」そして「生」ってお題でね。
わかっていることは、自分が死ぬことだけ。そこまでの何十年間というのを生きるわけだ。そしたら、どういうふうに生きたらいいかということを、当然、考えることになるわね。
(「男の作法」p.205)
だってさ。
でもあたしはやだよ。やっぱり怖いよそんなの。
「死んでも魂はずっと残る」とかいうけど、そうすると今度は、その「ずっと残る」っていうことがまた、なんとも言えず怖いのよ。永遠って概念自体が怖いのよ。なのでもう、あんまり考えないようにして無視してる。
そんなんやからお前はいつまでたってもダラダラしてんねん、と言われたらもう、へえすんまへん。としか答えようがおまへんなぁ。