どうも最近、ツイッター上の誰かのつぶやきに触発されて… というパターンが多いのだが、これまたそんな感じでマイルスの "Tribute To Jack Johnson" が気になってしかたない。まあ今ではずいぶんと安くなっているので、あまり深く考えずに買っとけ、ということで例によってタワレコで輸入盤千円生活だ。
- アーティスト: Miles Davis
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 2005/01/18
- メディア: CD
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言っとくがJack Johnsonったってハワイの坊主頭(今は違うか)のシンガーソングライターじゃないからな。彼とはまた似ても似つかぬ凶悪な面構えのヘヴィ級ボクサーだ。
とりあえず1曲目の(といっても2曲しか入ってないけど)"Right Off" の重くてルーズなビートで「をおっ!」と思う。そしてジョン・マクラフリンのギターがすごい。いや、スゴいんだかスゴくないんだかよくわからない。まあそれぐらいスゴいんだろう、きっと。なんだか無造作に弾き散らかしてるようにしか聴こえない、のだけど、これがやけにカッコええというのはどういうことか。
みんな適当にダラダラ弾いてるように聴こえるし、同時になんだかものすごい緊迫感もある。なんか変。だいたいマイルスのトランペットが、気怠いのに熱い。”Kind Of Blue" ではあんなにストイックなまでにクールだったのに。ってまあ10年も昔の話を持ち出すなじゃねえ、とマイルスに言われそうだけどな。