おそらく映画化を受けてのことだろう、「プリンセス・トヨトミ」の文庫が出た。
- 作者: 万城目学
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: 文庫
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さっそく買って読んだわけだが、まあいつもいつも、よくこんだけ荒唐無稽な話を思いつくもんだ、と感心してしまう。
ただし今回は「鴨川ホルモー」や「鹿男あをによし」に比べると、かなりおバカ度抑えめというかむしろ結構シリアスだったりするかも。
舞台は空堀の商店街で、主役はお好み焼屋の息子、ときて、おお空堀でお好み焼といえば「冨紗家」やんけと思いながら読んでいたら、なんと実際にあの店をモデルにしたっていうからちょっと驚いた。というか「あをによし」ではあの店でロケもやったって?まあなんてことでしょう。
とか言ってたらこんな夜中にお好み焼食べたくなってきたよ。アカンてそんなん。
ちなみに映画では、ゲンズブールは綾瀬はるか、ってええー、それちょっと違うんでないのぉ?と思っていると鳥居に至っては岡田将生!?何がしたいねん一体。
松平の堤真一は良いと思うけどね。
まあたぶん映画は観に行くことないと思うから、別にどうでも良いです。文句言ってすみませんでした。