廃墟萌え

昨日のmama!milkのライブにはもうすっかりヤラれてしまった。せっかくだから何かCDを買って帰ろう、ということで物色したのだがジャケットのアートワークはどれも魅力的すぎて決め手にならない。結局、「とある海辺の廃墟で録音された」というその状況に惹かれて"Quietude"を購入した。

Quietude

ライブで聴いたあの感じとも、ちょっと違う。もっと透明で、シンプルで、ほとんどアンビエント。外の鳥の鳴き声とか車の音とか、そんなノイズもノイズでないものも、とにかくみんな引っくるめてアルバムにしました。というような作りで。妙なノスタルジーを感じるのは、いったい何なんでしょうね。
これまた違ったふうにクセになるなあ。
たぶん「海辺の廃墟」というのを聞いたせいだと思うけど、聴いててイメージするのは、映画「サクリファイス」でアンドレイが燃やしてしまったあの家だ。我ながら安直だとは思うけど、まあそんなもんでしょだいたい。