野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

梅雨のモツ鍋

季節柄か、冷蔵庫内にキャベツの在庫がだいぶ増えてきた。
これをどうやって食すか、ということだが先日心斎橋の「蟻月」で食べたモツ鍋が大変に結構であったので、ウチでもやってみようということになった。
とりあえずモツの調達。最初に考えたのは、阪急茨木の商店街にある「なかみ屋」で買うことだが、土曜日は梅田に出かけていて、開いている時間に帰れないかも知れない(というか何時まで開いてるのか知らない、そもそも売ってるかどうかも知らない)ので、梅田で調達することにした。
梅田で肉屋、とか言ってもどこに行けば良いのかよくわからないので、酒を買ったついでに阪神百貨店の地下を探してみた。肉屋は数軒あるが、鍋でイケそうなモツを売っていたのは一軒だけだったので、特に悩まずに済んだ。それにしても100gで420円、て結構なお値段だと思うのだがいかがか。まあ今回は仕方ない。初めてだから無難にいこう、ということで。
次の問題は作り方だ。ネットで調べれば簡単にレシピは見つかる。たとえばこんなふうに。
http://cookpad.com/category/1612
しかし、あまりにも多種多様なレシピに、一体どれを採用すれば良いのかさっぱりわからず「まあ適当でええか」ということになった。
で本当に適当に作ったのだが、結果としてはなかなか良い出来であった。
こういう、モツ鍋とかパエリアとかアクアパッツァとかいうような料理というのは、店で出してお金を取ろう、というレベルを目指すと難しいのだろうが、「家で美味しく食べられればいいや」ぐらいならば、存外簡単にというかええ加減に作ってもそこそこイケるものなんだろう。あと素材の良し悪しもありますわな。素材にハンデがあるものを美味しく作るには、相当の技術が必要とされる。昔ナイトスクープで、林先生が安モンの食材で、最高級の食材を使う素人と勝負する、てな企画があったなそういや。林先生は「料理は技術です」って断言してた。
良いモツを安くで調達する、というのが次の課題でございます。