野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

12時間耐久飲んだくレース

さる人の主催による、伏見で昼間から日本酒を飲み倒すというイベントに参加した。
なんだかんだで参加者は十名を超える。みなさんお好きどすなぁ。
人数が人数なので、おおまかなルートが決まっているのみで、どこから参加してどこで離脱するか、また途中でどこにどう立ち寄るかというのはおのおのが適当に、というユルい感じである。
標準コースでは12時に伏見桃山の駅前に集合し、まずは酒かすラーメン、ということになっていたのだがさすがにその時間に集合はわたくしの場合少々きびしい。ということで13時すぎから、まずは藤岡酒造の酒蔵Bar「えん」から参加である。「蒼空」の白濁した微発砲の純米吟醸をとりあえず。うむ大変に結構である。
次は商店街の中にある「油長」。店の奥にカウンターがあり、試飲ができるようになっている。3種類を猪口で試飲できるセットで、何を選んだかはもう憶えてない。とにかく3杯めは古酒だった。25年ものだかなんだかで茶色になっていて、もうほとんど紹興酒だ。もうちょいいっとくか、とさらに古酒を一杯。こっちは7年で、まあ白ワインぐらいの色か。
ちょっと喉が乾いてきたかな、と黄桜カッパカントリーで生ビールのショットを飲んで一休み。
それから「鳥せい」に移動した。ここは以前にも来ようとしたことがあるのだが、残念ながら満席で入れなかったといういわくつきの店である。夕方の4時ぐらいだと、実は楽勝で入れるのだ。ふはは。
キモ系もいろいろあって嬉しい。しかし昨今の世間情勢に鑑みてか、キモの造りが無かったのが残念。ここでは「神聖」の純米酒をいただきましたですな。
そして最後は「べんがら屋」ですな。このクソ暑いのにおでんかよ、と思われる向きもあるかもしれんが、いやいや夏のおでんというのもまた一興、なのでございますよ。
通された部屋が2階の座敷、というか屋根裏部屋だった。この部屋がまたとても良い感じなのですよ。で、おでん。ロールキャベツが名物らしい。なるほど非常に肉々しいロールキャベツだ。これも良いけど、やっぱりおでんは大根ですよ。でその大根のできがまた大変よろしくて、まあ酒が進みますな。
いやまあ、よく飲んだ。よく飲んだのだけど、茨木方面の数名で一緒にJRで帰ってきて、さらにまたワインなど飲んでいるというのはいかがなものか。
べつに良いのよ3連休だから。
いやー大変に楽しゅうございました。次回はもうちょっとポイントを絞って、試飲を控えめに、早めの時間の鳥せいを大フィーチャー、とかいうバリエーションも良いかもなあ。