朝日新聞の書評欄で取り上げられていたのを見てから、ずっと気になっていたのだが、もう1年以上も経っていたのか、「夜露死苦現代詩」。
- 作者: 都築響一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/04/07
- メディア: 文庫
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世界には偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。
偶然生まれる詩だけではない。意図して作られた(作った本人は「詩」とは思ってないケースも多いようだが)詩、というのもある。
そんな「詩」を集めたのがこの本なわけだが。これはすごい。
いずれも、途方もない熱と破壊力を持った「詩」のコレクションだ。
個人的にはやはり、暴走族の特攻服に縫い込まれた言葉と、エロサイトの煽り文句が結構ツボだな。玉置宏の曲紹介もすごい。これこそ「声に出して読みたい日本語」じゃないかと思う。
参りました。