野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

避暑

本日より2泊3日で箱根でござんす。
新幹線で小田原まで、そこから箱根高原鉄道でとりあえず彫刻の森美術館へ行った。
オープンエアの広い敷地内のそこかしこに彫刻作品を展示している、という大変に気分の良いところである。また気候も、やや湿度は高めだが気温が低く快適である。
館内には「ピカソ館」があって、ピカソの陶芸作品も多数展示されている。10年前にアンティーブのピカソ美術館で観たような、牧神の顔(見たことあるんかよ)を描いた皿がとてもキュートで良い。
実は小田原で乗り換える時に、駅構内にあった「箱根ベーカリー」で名物(?)アジフライサンドを調達している。これと美術館内のカフェで買ったビールで、昼食を採った。アジフライサンドは普通のやつと和風があるのだが今回は和風を選んだ。梅肉とシソが入っている。アジフライサンドなんて初めて食べるのだが、これがなかなかんまいんである。
本日の宿は強羅の「竹の葉」。地図で見ると彫刻の森美術館からそう遠くない距離にある。じゃあ歩くか、と歩いたら、距離は確かにどうってことないのだが強烈な坂に往生した。しまったこれなら電車に乗れば良かった、と後悔したが、よく考えてみたら強羅の駅からやっぱり急な坂を歩かんとあかんことには違いない。難儀なことである。
わりと早い時間にチェックインして、一服してから周囲を散策してみた。静かで良いところだ。しかし、何もない。スーパーの類も無い。コンビニが一軒あるのみである。みんな一体どうやって生活しているのだ。今日は夕食付きだから良いが、明日は外で食べるつもりで夕食なしにしている。しかるにこの近辺はそもそも飲食店があまり多くなく、ほとんどの店は午後7時ごろには営業を終了してしまうようだ。はてさてどうしたものか。
まあ明日のことはあとで考えるとして。風呂に入ろう。ここは露天風呂がある。うーむ良いですな露天風呂。
さて風呂に入ったら夕食だ。宴会場のようなところが食事スペースになっており、部屋ごとにテーブルは確保されている。
まあありがちといえばありがちな感じの、和食のコース(刺身、すき焼き、天ぷら、その他諸々)であるが、いずれもちゃんと作りましたという感じで美味であり、量もほど良きところ(よりちょっと多め)で、満足度高し、であった。結局、部屋に帰ってうーん苦しいと横になっていたら、そのままうたた寝をしてしまった。いや、3時間も寝たらそれはうたた寝とは言わんな。
まそんなわけで、初日はかなりゆるーい感じである(震度4ぐらいの地震は食らったけど)。大丈夫かなこんなんで。
明日は仙石原あたりへ行ってみる予定。