すでに何度か、モーツァルトのどこが良いんだかよくわからない、という罰当たりなことを書いてしまっているのだが。
そうは言っても、そんなにしっかり聴き込んだわけではないので、ある種の食わず嫌いということもあり得る。なので今回はあえてモーツァルトなんぞ聴いてみるのもええんではないかと思った。
しかしながらモーツァルトなんてそれはもう膨大な録音が残されているわけで、いったいどの辺に手を付ければ良いのやら。まあとにかく目についたものを、直観に従って選ぶのがよろしかろう、とタワレコで買ったのが、ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団による交響曲40番および41番、そしてセレナーデ13番、いわゆる「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ですな。
モーツァルト:交響曲第40番&第41番「ジュピター」/アイネ・クライネ・ナハトムジーク
- アーティスト: コロンビア交響楽団,ブルーノ・ワルター
- 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
- 発売日: 2008/11/19
- メディア: CD
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そうですな、まあ悪くないですな。でも正直、ちょっともっさいよねやっぱり。もっというと、ちょっと退屈。いやいやいや。素晴らしい曲だと思いますよ。すみませんねえほんとに。
堅苦しいのが嫌いなわけではない。バッハなんか相当堅いと思うけど、あれは美しくて良い。美しいメロディも結構じゃないか。ショパンなんかかなり好きだ。でもなんかモーツァルトって、どこか俗っぽい感じがしてしまうのよなあ。
嫌ならなにも無理して聴くこたないんだけどね。世間の皆さんがあんだけ素晴らしい素晴らしいって喜んで聴いてるんだから、その良さが理解できないってのもなんか悔しいじゃないですか。