ドビュッシーの10枚組ボックスセットに入っていたオーケストラものが意外と良かった。マルケヴィチ指揮の「牧神の午後への前奏曲」や、モントゥーの「夜想曲」、そしてアンゲルブレシュトによる「交響詩『海』」、「管弦楽のための『映像』」など。しかしこれらはいずれも録音が古く、モノラルだったりする。もうちょっと新しいのも聴いてみたいなと思い、そこそこメジャーで値段も手頃なシャルル・デュトワ指揮、モントリオール交響楽団の「牧神」「海」「遊戯」「夜想曲」が収録された盤を買ってみた。
- アーティスト: モントリオール交響楽団デュトワ(シャルル),モントリオール交響合唱団,ドビュッシー,デュトワ(シャルル),モントリオール交響楽団,ハッチンソン(ティモシー)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2009/05/20
- メディア: CD
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やっぱりバーンスタインよりこっちの方が良い。何がどう違うのかよくわからんが。とりあえず、「海」を聴いたとき、初めて「あ、海っぽい」と思った。映像喚起力があるっていうんですかね。大小の波が寄せては返す感じ。そして、風向きや陽射しの加減で表情が変わっていく感じとか。やっぱり、ある程度の大音量で、浸って聴いた方が良いという気はする。
いずれクリヴィヌ盤あたりも?うーむ。