一度は行ってみたいと思っていた、ニューヨークのブルーノートに連れて行ってもらいましたですよ。
想像していたほど広くはない。細長い、いわゆる「うなぎのねどこ」なつくりで、入り口から奥までの三分の二ぐらいのあたりにステージがある。だから客席とステージが近い。我々の席はその中でもステージに近く、かなり良い席だった。
で、演奏中も写真撮影OKなのねこのあたりは。おおらかでよろしうございますなぁ。
さて本日の出演者は、というとChristian Scott。残念ながらわたくしの知らない名前だ。トランペッターらしい。ステージには6人編成で出てきた。
いやこれがねぇ、カッコええんですよ。まいりましたねあたしは。音はまあいわゆるモダンジャズのスタイルなわけだが、そのトランペットの彼もさることながら、ドラムとベースが強烈で、あ?いったい何やってんのこのヒトたち?みたいな感じで、そりゃすげぇのなんのって。
いやーでも良いですわ。ブルーノート。やっぱりステージと客席の距離が近いってのは良いやね。あの雰囲気ってのは素晴らしいですよ。じっさいChristian Scottて何者だ、て知ってる客はあんまりいなさそうだけど、ほぼ満席なわけで。メシはクソ不味いらしいけどね。まあその辺は先に済ませておけば良いわけで。これでアドミッション$25て。それでもこの界隈のジャズクラブなんかに比べればずいぶんと高いらしいのだけど、そうすると日本のブルーノートやらビルボードやらっていうのは、いったいありゃ何なんだ、ってことになりますわね。
まあそんな感じで、いやぁブルーノート大変に結構でございました、という話でした。